NEW座ると骨の中に響くようにズキズキ痛む臀部痛
症状
症例者は1年前から左臀部に痛みを感じており、最近では座っていられないほど症状が悪化していた。痛みは左臀部に限局し、ズキズキと骨の中に響くような性質であった。特に座位姿勢で痛みが増強し、安静姿位がないため日常生活に大きな支障をきたしていた。寝ている時のみ楽になることから、活動的な生活が困難な状態であった。医療機関での診断や治療は受けておらず、症状に関連する他の体調不良も認められなかった。
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来院者
女性
70 代
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期間
2025年12月 ~ 2025年12月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
2回
施術と経過
初診時の触診では、坐骨部に緊張が確認されたが、動作確認では異常は認められなかった。関連した腰部のツボに鍼を施した。初回施術後、座位での圧迫感が解消され、症例者は大変喜んでいた。2回目の来院時には左臀部の痛みを訴えていたため、初回と同様の方針で腰部のツボに施術を行った。施術を重ねるごとに症状は改善し、2回の施術で右臀部と左臀部の痛みは完全に解消した。施術期間中、左臀部の痛みが先に出現し、2回目には右の同一部位に症状が移行していた。
使用したツボ
まとめ
本症例は、1年前から続く臀部痛に対して、腰部のツボへの鍼施術が著効した事例である。座位で増強する痛みは日常生活を大きく制限していたが、坐骨部の緊張に着目した施術により、わずか2回で両側の症状が完全に解消した。左臀部から右臀部へと症状が移行したことは、身体のバランス調整が進んでいたことを示唆している。長期間持続していた症状が短期間で改善したことから、早期の適切な施術介入の重要性が示された症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広






