長距離運転で悪化した頸部の痛みとコリ
症状
 
        激しい運動後の筋疲労が残る中、長距離運転をきっかけに右頸部の痛みが出現した。特に運転時など同一姿勢が続く際に症状が強くなり、右頸部のコリ感と背部の緊張が顕著であった。頸部の伸展制限と右回旋制限が認められ、これらの症状により活力や気力の低下も伴っていた。
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                    来院者男性 40 代 
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                    期間2025年8月 ~ 2025年8月
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                                            頻度1回通院
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                                            通院回数1回
施術と経過
触診により右頸部の著明な緊張と可動域制限を確認した。運転時の緊張が手指に及ぼす影響に着目し、右手のツボに鍼をした。施術後、頸部の可動域制限が改善され、呼吸も深くできるようになった。症状の再発報告はない。
使用したツボ
まとめ
長時間の運転による姿勢の固定化が頸部の緊張を引き起こした症例である。手指の緊張に着目した施術アプローチが奏功し、頸部の可動域制限の改善と呼吸の深さの回復につながった。運転などの同一姿勢による筋緊張に対して、末梢部への施術が有効である可能性が示唆された。
担当スタッフ
洲崎 和広



 
                                    



