立位の状態が続くと腰が怠くなる

症状

20年ほどスーパーマーケットで働きこれまで大きな痛みを感じることはなかった。ただ、一週間前から立っている時間が３０分以上続くと左の腰部を中心に臀部まで重怠くなることが続いている。座ると症状は治まるが日を増すごとに増悪傾向にあるため、心配になり連絡をいただいた。

施術と経過

朝の朝礼時にラジオ体操があるため、それなりに身体を動かしていると言う事であった。腰の動きを確認しても異常はみられなかった。ただ、左の臀部には強い緊張があり股関節の屈曲制限が顕著だったこともありこれらに焦点を当てた。 臀部のツボに鍼をすると冷えていた下肢が温かくなった。また、股関節の動きを整えることを目的に足指に鍼をすると動きが整った。仕上げに下半身の緊張を解き終えた。 3週間後に違う症状でこられたときに経過良好であった報告を受けた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 臀落L
• 中腰L
• 殷門L

まとめ

立位でのトラブルであることから臀部や股関節の緊張に注目した症例であります。動きを整えることで痛みが消失しました。

担当スタッフ

洲崎　和広