室蘭鍼灸整体院|肩凝り・腰痛・頭痛・膝の痛み・足の痺れ・手の痺れ・自律神経失調症・交通事故・美容鍼灸・首の痛み・生理痛・過敏性腸症候群

喘息により起こった肋間神経痛

症状

年末に体調を崩し、病院で喘息の診断を受ける。2週間程薬物療法を続け、喘鳴は消失したが主に就寝中の夜間や早朝に、激しい咳や息苦しさなどの発作が出る。咳き込むたびに体を起こし睡眠不足に悩まされている。ここ数日は発作時に季肋部から背中にかけてズキンとした痛みも出てきたため、相談いただいた。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2021年1月 ~ 2021年2月
  • 頻度

    週2~3回
  • 通院回数

    8回

施術と経過

肩背部の筋肉の緊張が影響していると考え施術を行った。触診で特に強く感じた後頸部・肩甲骨内縁のコリを腰部や手足のツボを使い、施術を行った。加えて、季肋部の痛み・呼吸に関わる部として胸椎7番目・胸椎8番目にも注目した。 施術3回目にして、『喘息症状が消失、発作がなくなったため夜寝れるようになった』と報告を受けた。 施術4回目では『季肋部を押すと痛む・物を持つと響く』と症状の減弱を確認。 施術6回目では『起き上がるときに響く程度』と報告を受け、施術8回目に全ての症状の消失を確認した。 ※吸入器・薬物療法を併用

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

根本にあった喘息を抑えることで脇腹の痛みに対してもアプローチしました。 特に本件のようなときは背中の緊張に注目して鍼の施術をすると、早期改善に繋がる例は多いと思います。痛みのある局所にとらわれることなく、全体像を通して身体の緊張を解いていくことで解決できることもあります。一般的に難しい症例と思いますが発症から早期に施術を開始出来たこと・施術間隔を空けずに繰り返し出来たこともあり大幅な改善がみられました。もちろん、薬との併用でありますが『鍼をしてから症状が治まっていた』と言う声もいただいたことでここに報告させていただきます。

担当スタッフ

洲崎 和広

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