NEW車いす介助で悪化する腰椎下部の広範囲な痛み
症状
50代女性、介護施設で看護師として勤務している。2、3か月前から腰椎下部を中心とした広範囲の腰痛が出現した。車いすの介助など仕事中に痛みを感じることが多く、夕方になると痛みが増強する傾向があった。以前は安静にすることで改善していたが、今回は症状が長引いていた。痛みは動作時に特に強く、最近では夜間の寝返り時にも痛みを感じるようになり、日常生活への影響が拡大していた。医療機関での診断や治療歴はなく、しびれなどの神経症状は認められなかった。
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来院者
女性
50 代
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期間
2026年5月 ~ 2026年5月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
初診時、腰部全体に強い筋緊張が認められた。腰椎の屈曲・伸展動作ともに痛みがあり、うつ伏せの姿勢をとることも困難であった。まず膝裏のツボに鍼をしたところ、腰部の緊張が緩和された。続いて腰椎下部と仙腸関節に対して施術を行ったところ、痛みが消失した。施術後は動作が可能となり、症例者は改善を実感していた。初回の施術で症状が解消されたため、その後の通院は必要なかった。
使用したツボ
まとめ
介護業務による腰部への負担が蓄積し、慢性化した腰痛の症例である。膝裏のツボへの施術で筋緊張を緩和させた後、腰椎下部と仙腸関節への直接的なアプローチにより痛みが消失した。初回施術で動作時痛や夜間痛が改善され、日常生活への支障が解消された。介護職特有の身体的負担に対して、遠隔部位と局所への組み合わせた施術が有効であったと考えられる。
担当スタッフ
洲崎 和広






