室蘭鍼灸整体院|肩凝り・腰痛・頭痛・膝の痛み・足の痺れ・手の痺れ・自律神経失調症・交通事故・美容鍼灸・首の痛み・生理痛・過敏性腸症候群

整動協会による鍼灸サミットに参加⇒鍼UP&Halley up

" お知らせ, 報告 "

2018年8月20日

鍼UPこそ本来のマーケティング

今回このようにテーマをつけたのには訳があります。一見、“鍼灸師として頑張れば患者さんついてきますよ!”と言うニュアンスで捉えられてもおかしくないからです。

頑張る方向を間違えれば無駄な努力になるし、当たり前すぎて見向きもしなくなるかもしれません。根性論ではない見たことのない景色がありました、整動協会の鍼灸師の未来には。

経営サミット

 資格を有し、その道のプロである以上頑張るのは当たり前でありどのように”と言う部分が経営において比重が高いと思います。地方で売れない果物が都心部でポップ付け加えたり売り方(実演販売や試食等の実施)を変えるだけで予想より遥かに売れたと言う記事を見たことがあると思います。

同様に鍼技術(商品)をどのように広げていくかを考えていきます。“鍼はツライ腹痛症状に有効です”と言うテーマの商品を売ろうとするときに手っ取り早いのは近所の内科に自院のパンフレットをおかしてもらうことであります。

ただ、そう出来ないのは…

  • 鍼灸が腹痛に効くと言うエビデンスがないから
  • やる人によって結果が違うから
  • 鍼灸が効いているかわからないから
  • ツボがあるかどうかわからないから
  • 鍼灸の扱うものが気とかで目に見えないから

…パッとリストにするだけでもかなりの量が出てきます。

 

本来、患者さんのためにあるべく医療の前に立ち阻むのは鍼灸界の永遠の課題“見えない事・わからない事を明瞭化すること”であります。

病院サイドには患者さんが取られるとは思って欲しくはありません。なぜなら“鍼灸の受療率は年間5%、病院の受療率は1日5%”と言うデータもあるくらいですから 笑。

 

経験則や勘で鍼灸やっていっぱい口コミもらってと言う個人の頑張りを重要視してきた昨今。しかし、整動協会は一定の規格を有した取り組みで圧倒的なスピード感をもち大きなパワーへ変えることを可能にしました。

 

具体的なことはこちらに⇒快気堂鍼灸院白石・スタッフブログ

 

医療で考えると病院の強みは『help you』であることに気づきます。立てなくなった人を担架で運ぶイメージであります。けど、鍼灸の強みは『support youであり同じ立てなくなった人でも残存機能を活かし立たせるようお手伝いできる事であります。

病院と鍼灸院がクロッシングした未来の先にあるのは『患者さんのために…』と言う想いも忘れてはいけません。勝ち負けや売り上げでもない医療としての専門領域を広げ相互(院・患者さん)に信頼できる関係を築ける取り組みは帯広を始めとした協会との連携施設で始まっています。

自分自身、地理的なことを理由に研修が行われている帯広へは行けていません。ただ、整動協会の会員として出来ることを続け、鍼灸への愛情を感じていただけたらと想いこのように情報を発信しています。

思い返すと専門学校を出て鍼灸師になった頃、臨床現場では患者さんとの関係は

『治してあげた』・『治してもらった』

と言うどこか従属・支配的なオーラがありました。

 

終いに改善がみられなければ

あの人が酒タバコを辞めないから悪い』『好きにさせな』

と放任ともとれるような場面も目の当たりにしました。

 

本当はそうじゃない、もっと違う答えがあるはず!

と思えば思う程鍼灸について勉強しました。何となくの答えをもってもカッコイイフレーズを考えてもピタリと当てはまらない…ぼんやりとした心をスッキリとさせてくれたのはこの協会が提唱す『シェアする』ことであります。

困っている人を目の前に鍼灸の強みであるsupport youを存分に活かします!

当院の先週金曜日の症例ではランニング中に痛めたアキレス腱を上天柱と言う頭頚部にあるツボで改善されたケースがありました。患者さんは『わぁーすごい。歩ける!』と言う言葉を口にします。『あそこらなら、何とかしてくれる』と言う期待に応えることが出来た瞬間、自分のなりたい鍼灸師に出会えます。お金儲けは出来ない職業ですが患者さんの痛くなく歩きたいと自分のお手伝いしたい空間がシェアされた瞬間はお金では買うことができません。仕事していて一番の喜びであります。

1本で実現できると患者さんとの関係は協同的でありパートナーと言う言葉が最適かと思います。

毎日の臨床であり、劇的なことばかりではないし悩むことは多い。下を向いていると同じ理論や技術をもった鍼灸師のパートナーが全国にいました。

『だから、あの時あのように言ったでしょ。』『好きにやれ。』と言う答えをもらったことはありません。

『○○ツボあるよ。』『頸部の緊張を診てみて』と否定ではない気づきを与えてくれます。協会に属する鍼灸師みんながパートナーであり協同的な関係であります。

 

鍼灸はツボに刺激して自然治癒力を高めるものであります。

自分たちと患者さんを繋いだ“ツボ”・会員同士を繋ぐ“ツボ”がツボネットという壮大なプロジェクトとして動きだす瞬間をこの目で観てきました。

社会的なニーズに鍼UPしていくと患者さんからHalley up

と聴こえてきました。空耳ではないと思える、出張報告でした。

この記事を書いた人

すのさき鍼灸整骨院 

副院長 洲崎 和広(すのさき かずひろ)

 

はり師・きゅう師、柔道整復師の国家資格を持っています。

その他、姿勢指導士・ケアマネジャーを取得。

 

『魔法をかけられたみたい』と言う患者さんの笑顔を活力に北海道室蘭市で活動。

メディア活動はこちら

 

趣味はワンランク上のホテルに泊まること

 

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