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猪突猛進!整動協会主催【脊柱偏】に参加☆

" 報告 "

2019年1月24日

整動協会主催 【脊柱偏】に参加!

忘れもしない昨年の北海道胆振東部大地震、夜中のドーンと言う衝撃後海抜5mの我が家の心配は津波でした。危機迫る状況下において、貴重品を入れたリュックサックを背負い両手は整動協会のテキストが入った箱を抱えて玄関へ!その後、津波は来ないという事で落ち着きましたが…

 

それくらい大事なテキストなのです!!

 

自分が学んだのは2017年5月、札幌で行われた【脊柱偏】がスタートでした。それからの臨床での変化はたくさん起きました。

 

・鍼の本数が少なくても十分な効果が出ると言うことがわかったこと
・治療時間が短くなったこと
・一人でも多くの方に鍼治療を提供できるようになったこと

・ツボの研究をしてみたいと思ったこと

などなど……それなりの苦労もありますが成果を収めたときの充実感に心躍る毎日であります。そこで出張報告も兼ねて以下のことについてお伝えしたいと思います。

 

 

1.どんなセミナーか?

鍼と言えば痛い所に刺して、電気を通し強い刺激のイメージがあるかもしれません。

ただ、鍼灸師が虜になるのには秘密がありました。

 

『1本の鍼で動きを整える』『短時間で即効性のある鍼灸技術があるらしいよ』

そのような噂を聞いた鍼灸師が全国から集まるため、毎度のセミナーは満員であります。申し込み時間をスタートしてから数分で満員になるもの多々あります。

 

技術職であるため『俺の背中を見ろ』みたいのが普通かと思っていましたが講師に言われた通りのツボを確実に取ることが出来れば新卒の鍼灸師でも名人のような鍼をすることができます。

 

例えば、頸周辺の硬さを足首にあるツボで取り除くことが可能です。また、頸椎周囲組織の緊張の影響で派生する“めまい・頭痛・耳鳴り”にも対応することが出来ます。

整動鍼の特徴は、めまいを例にすると“どのようなめまいがするか?”で鍼をするツボが変わってくるのが1つ言えます。めまいには色々な種類があります。

 

・ふわふわした感じがする

・揺れているように感じる

・グルグルと回っているように感じる

・立ちがるときにクラクラする

 

など、多くの人が体験したことある症状と思います。

このような訴えと脊柱を照らし合わせて最適なツボを選んでいきます。

 

また、このツボについても特徴があります。

最近は東洋医学に関する情報番組が取り上げられるようなことが多くなりました。鍼は有資格者にしか出来なく、ちょっとだけ敷居が高いかもしれません。よりお手軽なものとして“ツボ押し療法”があり、患者さんからも相談を受けるようになりました。

テレビや雑誌でめまいにはこのツボがオススメという事がよくあります。

 

私がツボを押さえながら患者さんが訴えるコリを消失出来ると『コリを感じるとココをおさえるといいんですね』と言われることがあります。ただ、触っているツボの大きさはゴマ粒・コメ粒くらい…

 

これを患者さんに伝えるのは難しいので『これは専門領域です』と言っています。

整動協会で学んで気づいたことはゴマ粒大のツボを確実に取れ、そこに鍼を出来る者こそ“プロフェッショナル”であるという事です。

 

※協会の概念・理念はこちら⇒整動協会

 

今回はその中でも【脊柱偏】であります。

身体の柱と書き“脊柱”。ここに不必要な緊張があると手足・胴体に『硬さ・制限』が出て痛みを発することがあります。手足を無意識且つ自然に動かすためにも、しなやかな脊柱が必要であります。

背骨から得られる情報を整理し、手足にあるツボへ鍼をしていきます。もしくは、患者さんが訴える症状を脊柱と照らし合わせ、手足のツボへ鍼をして対応することが可能になります。

 

脊柱偏は特に整動鍼の醍醐味である

『1本の鍼で動きを整える』『短時間で即効性のある鍼灸技術』を感じられるシリーズであります。臨床現場では一番使用頻度が高く、急性のものから慢性症状になっているものまで幅広く対応することができます。

『柱』を整えるわけですから起こる変化もはっきりと解り“患者さんと共に笑顔になれる瞬間”が習ってからたくさんありました。

 

2、復習の必要性

最初は自分だけが2回目の参加と思っていましたが行ってみると違いました。

整動協会でセミナーを受講し、現場へ出て

『あれ、セミナーで出来たのに…』

と感じる事があります。ツボの精度がぼやけ正しいツボを捉えることが難しくなることがあります。

鍼の太さは髪の毛よりやや細い程度。当然、ストライクゾーンも狭くなります。

 

講師によれば『ツボの表情』があると言っていました。

一回目の参加の時は、ツボの位置・作用を覚えることで精一杯でありましたが2回目はこの表情を捉える事・ツボの精度を高めることを目的にすることが出来ました。

ツボによっては、コリッとしたものやグニュッとグミ状のものまで様々であります。もちろん、その大きさや性質に個人差はあるものの共通してこのようなツボを指で触れる事ができました。

 

1回目とセミナー内容は同じですがツボの作用がバージョンアップされていたり、ツボの取り方も簡素化されていたり2回目の参加でも余裕はありません。

聞き逃していた部分をメモしたり、間違って覚えていたツボの箇所を修正することもできました。

 

最善の施術方法を求めていくには復習し、勉強会に参加することで多くの刺激を受けて磨きをかけていく必要があると思います。自分の鍼でその人のこれからの時間が決まると思えば、自ずとモチベーションアップに繋がります。

そう感じました。

 

3.まとめ

『鍼灸って奥深いね』そのような曖昧な言葉で語ることは出来ません。“東洋医学”このワードを聞くと“気”・“経絡”・“ツボ”・が連想されると思います。特にこれらは目に見えないものだからこそ、“曖昧”でいいかもしれません。

鍼灸師になるきっかけとして、言葉に表現できない良さを求めてなった人もいると思います。

 

曖昧であるがために鍼灸業界には色々な流派があります。けど、ここまでの変化を感じれる協会は見たことがありません。

患者さんは、痛くて出来なかった動きが痛くなく動けるようになります。すると痛みを抱え悩んでいた顔も緩み笑顔になります。動かすことが出来て痛くない事がわかれば、術者としての景色も変わります。

 

何より私と患者さんを繋ぐものは“技術”であります。

初めて訪れた人が気にするのは“私の身体は治るのか?”と言う不安と思います。少しでも応えることができるようにレベルアップしていきたいと思うのでした。

 

以上、平成31年1月13日14日整動鍼脊柱偏セミナーレポートでした。

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

すのさき鍼灸整骨院 

副院長 洲崎 和広(すのさき かずひろ)

 

はり師・きゅう師、柔道整復師の国家資格を持っています。

その他、姿勢指導士・ケアマネジャーを取得。

 

『魔法をかけられたみたい』と言う患者さんの笑顔を活力に北海道室蘭市で活動。

メディア活動はこちら

 

趣味はワンランク上のホテルに泊まること

 

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